イラン最高指導者が、同国南部でのテロ事件に関してメッセージを発信
(last modified Thu, 27 Oct 2022 12:47:05 GMT )
10月 27, 2022 21:47 Asia/Tokyo
  • イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「このたびの南部シーラーズにある預言者の子孫アフマドの霊廟における凶悪犯罪の実行犯は確実に処罰される」と語りました。

イラン南部ファールス州のシーラーズ市にある預言者の末裔の1人アフマドの霊廟(通称シャーチェラーグ聖廟)が現地時間の26日水曜、テロ組織 ISISのテロ攻撃を受け、子ども2人を含む15人の巡礼者が殉教、ほか27人が負傷しました。

このテロ事件に関してはISISが犯行を認めており、国連と世界の国々から強く非難されています。

これに関してハーメネイー師は27日木曜、「この痛ましい犯罪の実行犯らは確実に処罰される。だが、愛しい人たちの痛みとイスラムの預言者一門への冒涜は、その根本原因の解明および、今回の事件に対し決定的かつ賢明な行動を取る以外の方法では償えない」と強調しました。

そして、「我々は全員、扇動的な敵や裏切り因子、あるいは無知な愚者やその無知ぶりに対処する義務がある。治安機関や司法機関、思想の分野の活動家、親愛なる国民にいたるまでの全ての人々が団結して、国民の生活や安全、彼らの崇拝対象に対する侮辱・軽視の潮流に反対しなければなならい」と語っています。

そして最後に、「イランの国民と責任ある機関は、悪意をはらんだ敵の陰謀を確実に粉砕するだろう」と述べました。

 


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