イラン情報相、「英はイラン情勢を不安定にした代償払う」
(last modified Wed, 09 Nov 2022 07:30:13 GMT )
11月 09, 2022 16:30 Asia/Tokyo
  • イランのハティーブ情報相
    イランのハティーブ情報相

イランのハティーブ情報相が、自国で暴動を起こそうと敵が取った行動について触れ、「イギリスは、イラン情勢を不安定にした代償を払うことになるだろう」と述べました。

ハティーブ情報相は、イラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の公式サイト「Khamenei.ir」とのインタビューで、「国内で最近起きている出来事においては、実行面でシオニスト政権イスラエルが、プロパガンダでイギリスが、資金面でサウジアラビアが関わったことは明白である」と述べました。

続けて、「イランは決して、イギリスのように他の国でのテロ行為や情勢不安の支援者にはならない。しかし、イギリスのような国々での情勢不安発生を阻止する約束もしない。そのため、イギリスはイラン情勢を不安定にした代償を払うことになるだろう」としました。

そして、サウジアラビア資本のペルシア語メディア「イラン・インターナショナル」がイラン治安当局によってテロ組織に特定されたことに言及し、「このメディアの運営者らは、イラン情報省によって監視されることになる。このテロ機関と関係を持つことはどのようなものであれ、テロ分野への介入および国家安全保障への脅迫行為と見なされる」と説明しました。

イランで最近起きているクルド系女性マフサー・アミーニーさんの死を口実にした暴動は、国外の敵や西側が支援するペルシャ語メディアにとり、イランへの内政干渉やさらなる騒乱扇動に利用できる格好の機会となっています。

イラン・インターナショナルは、イランで最初の暴動が起きてから20日間のうちに分離主義者20人以上と合計50回もインタビューを行ったように、イラン国内のクルド系、アラブ系、バルーチー系といった分離主義政党の指導者らにこの数週間、常に話す場を提供していました。

 


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