イラン外相、「非生産的なIAEA理事会の措置に対抗」
11月 19, 2022 20:42 Asia/Tokyo
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「IAEA国際原子力機関理事会による反イラン的決議の採択は非建設的であり、我々は対抗措置を講じる」と強調しました。
イルナー通信によりますと、イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は19日土曜、オマーンのバドル・ビン・ハマド・アル・ブサイディ外相との共同記者会見で、「IAEA理事会は先週末、非建設的な措置を取った。これは、先立ってイランの使節団がウィーンにIAEAを訪れて、グロッシ事務局長と建設的な会談を行い、同機関とさらに強い協力を行うことで合意した中でのことだった」と述べました。
続けて、「それにもかかわらず米国は、(イランに対して)国内環境を乱したり最大限の圧力を行使するといった最近の偽善的な激しい政策を続けて、反イラン的な決議案を提出し、再びIAEAを政治的に悪用した」と説明しました。
そして、「我々は、地域における外国軍の存在を、自身の平和と安定に対する脅威と考えている。外国軍は今日、ペルシャ湾地域やオマーン海で地域のエネルギーの安全を脅かしている」と指摘しました。

オマーン外相もこの記者会見で、「我が国はイランに対して善隣政策を取っている」として、その重要性を強調しました。
また、あらゆるテロ行為や暴力行為を非難しながら、イランとの肯定的な拘留に向けて努力していることを強調しました。
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