イラン大統領、「我が国に対し二重基準用いる者たちは後悔」
(last modified Sun, 20 Nov 2022 08:02:24 GMT )
11月 20, 2022 17:02 Asia/Tokyo

イランのライースィー大統領が、公正な核関連合意への用意があるとする自国の立場を強調し、「偽善者らは、我が国との関係においてダブルスタンダードの行動を取ることで後悔するだろう」と述べました。

ライースィー大統領は19日土曜、テヘランで行ったオマーンのバドル・ビン・ハマド・アル・ブサイディ外相との会談で、「一部の地域および地域外の関係者らは、仲介者を通じて定期的に協力ややり取りをしたいとメッセージをよこしているが、彼らの行動は、その言葉とは異なるものとなっている」と述べました。

続けて、アメリカが率いる覇権体制が今日イラン国民に対して示す敵意は、誰にもはっきりわかるものだとして、「米国は、イラン国民の進歩に対する怒りや悪意を、この40年常に持ち続けてきたが、(その対策として取った行動は)失敗に終わっている。しかし彼らは、己れの失敗から学んでばいない」としました。

オマーン外相もこの会談で、地域的・国際的問題に対してイランが取る基本姿勢を評価しながら、「我々は、さまざまな分野で二国関係が継続・発展することを望んでいる」と強調しました。

また、制裁解除を目指す協議でイランが取る立場やアプローチを支持するとして、「イランの一定な歩みと誠実な行動が結果にたどり着くと信じている」と述べました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem