12月 01, 2022 20:57 Asia/Tokyo

イランとアフガニスタンの冬至にあたる「シャベ・ヤルダー」と呼ばれる文化が、両国共通の世界無形文化遺産としてユネスコに認定されました。

「シャベ・ヤルダー」はイランとアフガニスタンが共同で申請し、第17回無形文化遺産保護条約関係省庁連絡会議で登録されました。

この会議では、バングラデシュ、ウズベキスタン、スイス、韓国、サウジアラビア、スロバキア、チェコなどの一部国が、アフガニスタンの治安情勢などを理由に、シャベ・ヤルダーの保護に懸念を表明しました。一方で、インドやマレーシアなどはこの登録を支持しました。

今回のシャベ・ヤルダー無形遺産登録申請書には、「ヤルダーは古代から続く祭りで、この日を境に日照時間が長くなることから、人生に光や温かみをもたらすものとして認識されている」と紹介されています。

北半球では冬至の日(イラン暦デイ月1日)を境に日照時間が長くなります。その前夜にあたるシャベ・ヤルダーでは、人々が家族とともに過ごし、祝うことが習わしになっています。

 


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