12月 15, 2022 17:04 Asia/Tokyo
  • 相川 一俊・駐テヘラン日本大使とイラン赤新月社代表のクーリーヴァンド氏
    相川 一俊・駐テヘラン日本大使とイラン赤新月社代表のクーリーヴァンド氏

駐テヘラン日本大使とイラン赤新月社代表が、気候変動の影響とされる天災や人災による損害に焦点を当てた対応についての両国間の協力増大を目的に会談・協議しました。

イラン赤新月社代表のクーリーヴァンド氏は14日水曜、相川 一俊・駐テヘラン日本大使と会談し、両国の間での経験の相互活用を目的に、同社および日本赤十字との間に協力覚書を交わすことを提案しました。

IRIB通信によりますと、クーリーヴァンド氏はこの会談でさらに、「当社は、災害に対応するために過去100年にわたって継続的な活動を行っており、その貴重な経験は、目的に基づいた経験移転によって両国の間に相乗効果をもたらしうる」と述べました。

一方、相川大使もこの会談で「日本とイランには多くの共通点があり、それはこれまでの両国の長年にわたる関係において、良好な協力のもととなってきた。二国はさらに、地震や洪水などの自然災害の可能性に関しても、多くの共通点を有している」と語りました。

同大使は続けて、「地球温暖化を原因とした災害増加による損害は世界中で拡大しており、国際協力は、それを軽減させるのに有効な方法となりうる」と述べました。

 


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