イスラム革命防衛隊総司令官、「イラン支配という敵の空想は実現せず」
12月 15, 2022 20:13 Asia/Tokyo
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官が、「敵はイランを支配するという空想をめぐらせており、その実現に全力をあげているものの、この空想が実現されることはない」としました。
イルナー通信によりますと、サラーミー総司令官は15日木曜、テヘラン南方にある聖地ゴム市で、「制裁は、一部の国がある別国の国民に対して行使できる最も破壊的な戦略である。だが、敵はこの方法も試したものの、失敗した」と語っています。
また、イランは自らのニーズを国内で確保しており、外国を必要としない。今日、イランは世界規模の制裁に巻き込まれている国の様相を呈していない。これは敵を憤慨させている」と述べました。
さらに、「イランは恒常的に、自らの無人機・ミサイルなど軍事力を増強しているが、これは敵にとって容認できないことである」と述べています。
サラーミー総司令官はさらに、「敵は経済封鎖から、国際政治でのイランの孤立化に至るまであらゆる手段を試してきたが、そのいずれも失敗し、イランに進出する道はなかった」と語りました。