先月、日本のイラン産原油の輸入量は日量20万バレル
6月 20, 2016 18:15 Asia/Tokyo
イラン国営石油会社の関係者が、日本へのイラン産原油の輸出量が増加したことを明らかにしました。
イラン国営石油会社のガムサリー国際局長は、シャナ通信のインタビューで、「日本は先月、日量20万バレル以上の原油をイランから購入した」と語りました。
ガムサリー局長は、イラン産原油の日本への売却量は、契約では日量およそ12万バレルだったとし、「それにも拘わらず、日本のイラン産原油の輸入量は、この3ヶ月で増加した」と述べました。
また、「日本の製油能力は、日量500万バレルから、360万バレルに減少しており、今後さらに減少することになっている」と語りました。
さらに、「このような状況の中で、イランはそのうち日量16万バレルから20万バレルを占めることができる」としました。
日本は、古くからのイラン産原油の購入国です。
日本の4月の中東諸国からの原油輸入量は、前年の同じ時期に比べて10%増加しました。
日本の4月の原油の輸入先の第1位はサウジアラビアで、平均して日量140万バレル、第2位はイラクで日量16万7000バレルとなっています。
今年の4月、日本は原油輸入量全体のうち、およそ87.6%を中東諸国から輸入しました。この量は前の年の同じ時期に比べておよそ10%増加しています。
タグ