イラン北西部で冬至の儀式に向け、人々が東奔西走
(last modified Wed, 21 Dec 2022 10:08:42 GMT )
12月 21, 2022 19:08 Asia/Tokyo

イラン北西部アーザルバーイジャーン地域の人々が、一年で夜の最も夜の時間が長くなる日・冬至を迎える伝統的な儀式のため、それに必要な品物を買い求めています。

国際通信イランプレス記者は、イラン北西部・東アーザルバーイジャーン州の中心都市タブリーズからショッピングモール、世界最大の屋根付きの伝統的なバザール、タブリーズ国際展示会を訪れ、ヤルダーと呼ばれる冬至の夜の人々の盛況ぶりの一こまについて伝えています。

アーゼルバーイジャーン地域で最も古い一般的な儀式の1つは、毎年この地方の各家庭で盛大に行われる冬至の夜の一連の慣習・儀式です。

この思い出深い一夜の準備は数日前から始まり、秋の最後の夜にあたる冬至の日にクライマックスを迎えます。

冬至の夜にタブリーズおよびアーザルバーイジャーン地方の人々が行う習慣として最も一般的なものは子供たち、特に新婚の嫁に贈り物をすることです。

特に東アーザルバーイジャーン州の人々の間に見られる冬至の夜の習慣としては、赤いリンゴやザクロといった赤い果物や、スイカなどの購入・使用、ナッツ類、クルミ入りの小麦練り焼き菓子・ハルヴァー、菓子類を用意することなどがあげられます。

そのほかの習慣としては、長老や年長者の家に集まり、コタツなどに入って祖父母の思い出を語ることも、この地域の人々の冬至の習慣となっています。

 


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