「アメリカは、核合意の内容を尊重すべき」
6月 21, 2016 16:04 Asia/Tokyo
イラン核協議団のメンバーを務めていた元外交官ムーサヴィヤン氏が、アメリカ大統領は核合意の包括的な共同行動計画を順守すべきだとしました。
イルナー通信によりますと、ムーサヴィヤン氏は、アメリカのニューヨークタイムズに掲載された記事の中で、「オバマ政権は残る任期を、包括的共同行動計画の強化と安定のためにかけるべきだ。この計画による、経済、政冶、治安面での利益は国際社会全体のためになるだろう」と語りました。
ムーサヴィヤン氏は、「核合意の完全な実施に向けて、ヨーロッパの銀行やアメリカ以外の銀行は、イランに参入した場合、罰を受けないことを確信できるよう、単に、アメリカ政府の法的保証を求めている」と述べました。
さらに、「アメリカ大統領は、同国の検事総長と行政機関に対し、イランとの取引に関してアメリカ以外の銀行に法的追求を行わないよう指示すべきだ」と語りました。
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