イラン大統領「国産衛星を静上軌道に乗せられたことは大きな成功」

イランのライースィー大統領は、イランの科学者らが、国産人工衛星をGEO静止軌道（赤道から高度35,786㎞の軌道）に乗せる技術を獲得したことを、大きな成功として高く評価しました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、ライースィー大統領は4日水曜夜、ある会議において、「航空宇宙産業は国家にとっての権力をもたらすものだ」とし、「この分野に費用をかけることは、世界での経済・商業面で効率の高い投資である」と語りました。

また、「宇宙産業で達成された成功は、イランの孤立化や、世界最先端の産業から取り残されたままにさせることを狙った工作や制裁の失敗を証明している」とし、「イランは、宇宙船の打上げ技術を獲得した有数の国のひとつである」と述べました。

イラン航空宇宙機関は4日水曜、遠隔観測、通信、ナビゲーション、宇宙開発といった4つの部門を含むイランの宇宙10ヵ年計画を発表しました。

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