イラン海軍司令官、「当軍のパナマ地峡駐留を計画」

イラン海軍司令官のイーラーニー准将が、自軍が世界のあらゆる海域に駐留していることに触れ、「我々は現在、パナマ地峡での駐留も計画している」と述べました。

ファールス通信によりますと、イーラーニー准将は11日水曜、「今日、イランにとって海上分野において発展する大きな機会が、我々に訪れている」と述べました。

続けて、世界のあらゆる海域におけるイラン海軍の駐留に触れ、「イランは今日までに、2ヶ所をのぞく世界の全ての戦略的海峡に駐留している」としました。

その上で、同軍が今年のうちに、そのうちの1つであるパナマ地峡に進出・駐留する計画を立てていると明らかにしました。

一方、イランはヨーロッパ諸国よりもはるかに早く大洋航海に乗り出していたとして、「このような海洋文明を、再び復活させることが可能になってきている」としました。

さらに、イランは新たな海洋文明に到達するために海上能力を使うべきであると強調し、「イランの艦隊は今日、アメリカ大陸沿岸にまで近づいている」と指摘しました。

そして、「イラン海軍は、初めて太平洋に進出している」と述べました。

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