米特使、「イランの石油販売は阻止されるべき」
1月 25, 2023 17:18 Asia/Tokyo
アメリカのマレー・イラン担当特使が、同国のイランに対する敵対的政策の続きとして、「イラン産石油の輸入を停止するよう、中国に圧力をかけることになるだろう」と述べました。
アメリカは2018年、核合意から一方的に離脱し、同合意に従って解除された制裁を復活させただけでなく、イランに対して新たな制裁も発動しました。
イルナー通信によりますと、マレー特使は、イラン産石油の中国への輸出が「違法」であると主張しながら、「中国のイラン産石油の購入を阻むための交渉が激しさを増すだろう」と述べました。
続けて、トランプ前政権がイランに対して広範囲で違法な制裁を課したことには触れずに、「我々は、イランの石油輸出停止と、諸国によるその購入の阻止に向けて、順次措置を取っていかなければならない」としました。
そして、「我が国のイランに対する制裁、中でも石油販売関連のものは、どれひとつとして緩和されていない」と強調しました。