中国が最大のイラン非石油製品輸入国に

イラン税関が、「430億ドル以上の非石油製品は145か国に輸出されている。これらの製品の最大の顧客は中国であり、全体の約28%にあたるシェアを占めている」と語りました。

イスナー通信によりますと、イラン税関が発表した最新の統計では、2023年1月1日までに、9783万4000トン以上のイランの非石油製品が145か国に輸出され、その価値は430億8700万ドル以上に達しています。

この統計は、昨年の同時期と比較して重量で2.86%、金額で19.06%の増加となっています。

イランの非石油製品は145の国々に輸出されていますが、その86%以上は、中国、イラク、トルコ、UAEアラブ首長国連邦、インド、アフガニスタン、パキスタン、オマーン、インドネシア、ロシアの上位10か国で占められています。

輸出相手の首位となったのは中国で、同国に対する輸出総額は118億5,400万ドル以上に上り、全体の27.51% のシェアを占める最大の顧客となっています。

中国に次ぐのは順に、イラクの86億3100万ドル、トルコの64億1800万ドル、UAEの46億ドルとなり、それぞれ20.03%、14.90%、10.68%のシェアを占めています。

これらに続いて、インド、アフガニスタン、パキスタンが5位から7位となっており、それぞれ10億ドル以上の製品をイランから輸入しています。この顔ぶれは先月と変わっておらず、アフガニスタンとパキスタンは近年順位を上げて、イラン製品の主な顧客の常連となっています。

また、8位から10位は順に、オマーンの8億6800 万ドル、インドネシアの6億4700万ドル、ロシア連邦の5億6200万ドルでした。

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