イラン大統領、「敵は我が国の政府・国民による制裁無効化に憤慨」
(last modified Wed, 01 Feb 2023 08:14:23 GMT )
2月 01, 2023 17:14 Asia/Tokyo
  • イランのライースィー大統領
    イランのライースィー大統領

イランのライースィー大統領が、国内での混乱は制裁と表裏一体のものだとして、「制裁の無効化に進む我が国の政府および国民の行動に、敵側は憤っている」と述べました。

ライースィー大統領は31日火曜夜、テレビおよびラジオで生放送された人々との対談において、「国内で最近起きた騒乱の原因の1つは、敵が自分たちの制裁について、イランの政治関係者による措置および同国民の対峙により粉砕されたと認識したことだった」と述べました。

続けて、敵がイランの政府および国民に憤った理由として、制裁を受けている中での経済指標の伸長、石油輸出の増加、国内生産の5%増加、約100万人の雇用創出、インフレ率の減少を挙げました。

また、イラン国内の最近の騒乱において外国のSNSが関与したことを指摘し、「外国の複数のデジタル・プラットフォームがイランの治安悪化を引き起こす温床となったことから、国内でのこれらの運用に制限がかけられた。世界のどこであっても、このような外国のプラットフォームによる暴動の醸成という行為が許されることはない」としました。

そして、欧州はダブルスタンダードを止めるべきであるとし、「我が国のイラン国立バーチャルスペースセンターと国家安全保障最高評議会事務局による調査および発表に基づき、イラン国内での運用を望む全ての外国のプラットフォームは、自分たちの行為に対して説明責任を果たさなくてはいけない」と指摘しました。

 


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