イラン人権本部書記が、米留置場での収監者の死亡に反応
2月 18, 2023 16:28 Asia/Tokyo
イランのガリーブアーバーディー司法府人権本部書記が、アメリカの警察の留置場内で収監者が凍死したことに反応しました。
ガリーブアーバーディー書記はツイッターの投稿で、「アメリカで囚人が虐待され、暴力的に扱われたもう1つの残忍な事例において、男性が拘束され極寒にさらされた後、凍死した! この悲劇の深さを疑問視し究明する人権メカニズムがないという事実は、全くもって恐ろしいことである!」としました。
米アラバマ州でこのほど、警察官が懲罰の1つとして冷凍室のような環境に拘留者の1人を放置した結果、この拘留者は寒さによる精神霍乱で死亡しました。
米フロリダ州の主要紙マイアミ・ヘラルド紙は、「国内で、精神的問題により警察の取調べを受けていた収監者1名が、アラバマ州の留置場で地獄のような最期の日々を過ごした結果、この拘留者の体温は凍死状態にまで下がり、死亡した」と報じました。
死亡したのはトニー・ミッチェルさん(33)で、遺族は、警察の担当者が懲罰として冷凍室のような非常に寒い環境に閉じ込め、数時間に渡り放置した結果、トニーさんが凍死したとして非難しています。