西側諸国の二枚舌;反イラン声明の一方で、イラン外相との会談は行列待ち
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西側諸国の二枚舌;反イラン声明の一方で、イラン外相との会談は行列待ち
国連人権理事会会合は、28日火曜にスイス・ジュネーヴで開催され例によって西側諸国が反イランの二重基準政策をとりました。
28日、アメリカ、シオニスト政権イスラエル、イギリス、フランス、ドイツの傘下にある一部の国は、イラン国内での死刑執行に関する声明を発表しました。この声明はコスタリカ代表によって読み上げられました。
これらの国は、今回の声明の中で、いかなる国も死刑を抗議運動の参加者への処罰として用いたり、国民に恐怖心を植え付け、反対意見を抑えつけるために利用したりすべきではないと主張しています。
今回の声明は、昨秋からのイラン国内の暴動に関連して出されたものですが、人権理事会に出席したイランのアミールアブドッラーヒヤーン外相はこれについて、「マフサー・アミーニーさんが死亡した後に開かれた平和的な抗議は、人々がこの若い女性の死に心を寄せたものだったが、テロリスト分子の介入により、この平和的な抗議運動は暴力に発展した」と述べました。
その上で、「米英に拠点を置く複数のペルシア語放送が、表面上は報道番組を装いながら、実際は暴力やテロの手引きを伝えていた」としました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相はまた、「こうした暴力や外国勢力の介入により、治安要員70人など罪のない人々の命が奪われたほか、多くの公共物・私有物に大きな被害が出た。イラン警察は武器の使用許可を持っていなかった中、暴徒らは火器や刃物で殺人行為を行った」と述べました。
今回の人権理事会で重要な点は、アメリカやイラン・イスラム革命体制に反対する勢力がアミールアブドッラーヒヤーン外相の演説を騒動の種にしようと試みたものの、同外相の演説は平穏のうちに終わったということです。
イラン体制に敵対する勢力は人権理事会開催の数週間前から、イランに関する印象操作やフェイクニュースを拡散することで、アミールアブドッラーヒヤーン外相の演説時に、出席者らが抗議として席を立ち、イランの姿勢を非難するよう画策していました。しかし、こうした試みは行き詰まり、アメリカなどごく一部の国を除いて、大半の出席者らはアミールアブドッラーヒヤーン外相の演説に耳を傾けました。
もうひとつの注目すべき点は、今回の人権理事会に出席した多くの国や機関が、イランとの協力拡大について話し合うためアミールアブドッラーヒヤーン外相との会談を求めたということです。
フィンランド、ノルウェー、ベルギー、ベネズエラ、チュニジア、アルメニア、インドネシア、国連事務総長、国連人権高等弁務官、国連人道担当副事務総長、国連難民高等弁務官、国際移住機関事務局長、赤十字国際委員会総裁、国連人道問題調整事務所代表などが、今回の人権理事会でアミールアブドッラーヒヤーン外相と会談しました。


