イラン最高指導者、殉教した大統領とその随行者らに葬儀の礼拝
May 22, 2024 18:21 Asia/Tokyo
イラン・イスラム革命最高指導者のアリー・ハーメネイー師が22日水曜朝、テヘラン大学にて先日のヘリ墜落により殉教したライースィー大統領、アミールアブドッラーヒヤーン外相、アール・ハーシェム東アーザルバーイジャーン州タブリーズ金曜礼拝導師、ラフマティー同州知事、ムーサヴィー大統領警護班長、操縦士のモスタファヴィー氏及びダルヤーヌ―シュ氏、そしてエンジニアのガディーミー氏らの遺体を前に葬儀の礼拝を執り行いました。
礼拝後、遺体は参列した大勢の市民の手によりテヘラン大学から同市内西部アーザーディー広場まで運ばれました。
ライースィ大統領、アミールアブドッラーヒヤーン外相および随行団は今月19日、イランと隣国アゼルバイジャンで共同で実施されたキズカルエスィ・ダム、およびホダーアーファリン・ダムの拡張・完成式典に参加するため、イラン北西部・東アーザルバーイジャーン州に赴いていました。
この式典の後、ライースィ大統領とアミールアブドッラーヒヤーン外相および随行代表団を乗せたヘリコプターが帰路の途中、同州ヴァルゼガーン地域の悪天候により事故を起こして墜落し、搭乗していた全員が殉教しました。