ハメネイ師、米国に明確な警告「戦争を仕掛ければ、地域戦争になる」
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イスラム革命指導者アヤトラ・セイエド・アリー・ハメネイ師は、イラン各層から集まった数千人との会合で演説し、「イラン国民は、最近の米国・シオニストによる扇動の火を、これまでのあらゆる陰謀と同様に鎮火させた。今後も、いかなる事態に直面しても決着をつけるだろう」と述べた。
(last modified 2026-02-01T11:20:59+00:00 )
2月 01, 2026 20:11 Asia/Tokyo
  • ハメネイ師、米国に明確な警告「戦争を仕掛ければ、地域戦争になる」

イスラム革命指導者アヤトラ・セイエド・アリー・ハメネイ師は、イラン各層から集まった数千人との会合で演説し、「イラン国民は、最近の米国・シオニストによる扇動の火を、これまでのあらゆる陰謀と同様に鎮火させた。今後も、いかなる事態に直面しても決着をつけるだろう」と述べた。

イスラム革命指導者アヤトラ・セイエド・アリー・ハメネイ師は、イラン各層から集まった数千人との会合で演説し、「イラン国民は、最近の米国・シオニストによる扇動の火を、これまでのあらゆる陰謀と同様に鎮火させた。今後も、いかなる事態に直面しても決着をつけるだろう」と述べました。

ハメネイ師は日曜日、祝福された革命記念10日間の初日に行われた集会で、2月1日(バフマン月12日)を「例外的で歴史を画する日」と位置づけました。その上で、パフラヴィー王政という「個人独裁的、抑圧的、反宗教的かつ外国依存の体制」が、「民衆に根ざし、宗教を基盤とし、覇権主義に立ち向かう体制」へと転換したことを強調し、米国がイランを飲み込もうとする野心と、それに立ち向かうイラン国民の不屈の姿勢こそが、47年にわたるイランと米国の対立の根本原因だと指摘しました。

また、最近の米国側の発言に言及し、「彼らはこれまでも『すべての選択肢がテーブルの上にある』と言ってイラン国民を脅してきた。しかし、もし今回戦争を始めるなら、それは地域全体を巻き込む戦争になることを理解すべきだ」と警告しました。

ハメネイ師は、イランを本来の所有者である国民の手に取り戻し、米国の介入と影響力を断ち切ったことをイスラム共和国体制の重要な特徴の一つとして挙げ、「この特徴こそが米国を苛立たせ、動揺させ、革命初日から敵対関係へと駆り立てた」と述べました。

さらに、科学技術や軍事分野を含む各方面でのイランの進歩に触れ、「イラン国民が、米国がその兵器を模倣する段階にまで到達するとは、誰が想像しただろうか。これは、希望と自信、自立心の象徴であったイマーム・ホメイニ師が国民に植え付けた精神の成果だ」と語りました。

また、国内外の「イランの若者には希望も未来もない」とする悪意ある宣伝に触れ、「イランの若者には希望も意欲もあり、未来もある。彼らは必ず未来を築いていく」と強調しました。

演説の別の部分でハメネイ師は、1月8日と9日の騒乱について「米国およびシオニストによる扇動である」と指摘し、参加者を「首謀者」と「実行部隊」に分けて説明した。首謀者の多くはすでに逮捕され、資金提供や攻撃方法の訓練を受けていたと自白している一方、一部は感情的に巻き込まれた若者だったと述べました。

さらに、米国大統領の発言そのものが、今回の騒乱が米国とシオニスト体制によるものであることの明白な証拠だとし、「数千人の暴徒を『イラン国民』と呼ぶ一方、全国で数百万人が参加した集会は無視している」と批判しました。

ハメネイ師は最後に、「イスラム共和国の新たな思想と路線が、世界の覇権勢力の利益と衝突しているため、敵対は今後も続く可能性がある。しかし、イラン国民が揺るぎない忍耐と安定を示し、敵を失望させる段階に必ず到達する」と述べました。

また、今回の扇動の特徴として、正当な市場関係者の抗議の背後に暴徒が隠れた点を挙げ、「賢明な商人たちは、警察署への襲撃などの暴力行為を目にし、彼らと距離を置いた結果、扇動者たちは孤立した」と語りました。

ハメネイ師は、最近の騒乱の第二の特徴として「クーデター未遂的性格」を挙げ、「この騒乱は、世界の一部でも指摘されているように、クーデターに酷似していた。鎮圧はされたものの、警察施設、革命防衛隊(IRGC)の拠点、一部の政府機関や銀行への攻撃、さらにはモスクやクルアーンといった宗教的象徴への攻撃は、その実態を明確に示している」と述べました。

さらに、今回の騒乱は国外で計画され、衛星情報などさまざまな手段を用いて国内の首謀者が指揮・誘導されていたことも特徴の一つだと指摘した。その上で、「得られている情報によれば、米国政権内の影響力のある人物が、イラン側の関係者に対し、CIAおよびモサドがこの件においてあらゆる能力を投入したと語った」と明らかにしました。

イスラム革命指導者は、騒乱の首謀者たちが犠牲者数を増やすことに成功した点について遺憾の意を示し、「こうした無自覚で翻弄された若者たちを思うと胸が痛む」と語った。また、敵側が犠牲者数を実際の何倍にも誇張しようとしたことに触れ、「彼らは、犠牲者がさらに増えることを望んでいた。しかし、現在の犠牲者数であっても、極めて痛ましい」と述べました。

メネイ師は、今回の騒乱の最後の特徴として「ダーイシュ(IS)さながらの暴力性」を挙げた。米国の現大統領が第一次政権時の選挙で、米政府がダーイシュ創設に関与したことを認めた発言に言及し、「今回の騒乱でも、米国は行動様式がダーイシュと酷似した存在を生み出した」と指摘しました。

その上で、「ISISは、非信仰を口実に人々を残虐に殺害したが、今回の暴徒も同様の暴力を用い、今度は信仰心を理由に人々を殺害した。彼らは驚くほどの残忍さと非情さで、人々を生きたまま焼き、首を切断した」と強く非難しました。

 


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