イラン･ロシア間貿易が２０%増加

ロシア商工会議所のセルゲイ・カトイリン会頭が、同国とイランの間の貿易額が２０%増加したことを明らかにし、今後１０年で１０倍になるとの予測を示しました。

国際通信イランプレスによりますと、カトイリン会頭は「２０２２年のロシアとイランの貿易は２０%増加して４９億ドルに達した。我々は、今後数年間でこの貿易額が４００億ドルに達すると期待している｣と述べています。

また、「ロシア企業は、イラン市場への参入に大きな関心を寄せている。イランは西アジアや南アジア、東南アジアとの通商への架け橋であり、しかも西側の制裁の狭間で長年にわたり通商活動を行ってきたという、他にはない経験を有している」としました。

さらに、「現在、農業から先端技術、エネルギー、工業、繊維、観光に至るまで、ほぼすべての分野でイランとの協力を強化する下地がある。相互投資、経済特区での協力は高い可能性を秘めている」と語っています。

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