イラン外相、「対ロシア協議の議題の１つは核合意」

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、「核合意についてロシアのラブロフ外相と会談することになるだろう」と語りました。

イスナー通信によりますと、ロシアを訪問中のアミールアブドッラーヒヤーン外相は28日火曜夜にロシア・モスクワに到着した際、記者団に対し「核協議の窓口はまだ開かれており、今回のラブロフ外相との協議の議題の１つは核合意および、この合意のそのほかの関係国の責務履行への復帰となるだろう｣と述べました。

また、イランがロシアへの無人機提供の見返りにロシアから監視・サイバー機材を受領したとする、米金融情報紙ウォールストリート・ジャーナルの主張を引用しての、ロシア・イラン間の防衛協力をめぐるアメリカの懸念に関して、「当然のことながら、防衛協力はわが国とロシアの共同議題の 1 つではあるが、両国の協力はいずれの国も害するものではない」としました。

そして、「両国の関係の様々な分野における計画が完全に活発化しており、双方は、両国の利益に沿ったあらゆる協力分野における関係拡大に満足している」と語っています。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。