イラン・ロシア外相が会談、地域・国際問題などめぐり

イランとロシアの外相らが、両国および地域・国際的に最も重要な問題について協議しました。

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相は28日火曜夜にロシア・モスクワ入りし、29日水曜にラブロフ・ロシア外相と地域・国際問題や両国に関する問題について意見交換を行いました。

タスニーム通信によりますと、ラブロフ外相はこの会談で「わが国とイラン両国の関係と交流は政治、通商、投資、経済、および主要プロジェクトの実施において拡大している｣と述べています。

一方のアミールアブドッラーヒヤーン外相も「我々は、両国間の共同協力協定に署名する最終段階にある」とし、「この長期的な戦略的協力協定に関する検討作業はロシアで最終的なものとなり、イランもそれを検討している」と語りました。

また、イランとロシアの関係は正しい道筋を前向きに進んでいると強調すると共に、「地域・国際機関における我々の協力が良好に継続されるよう希望する」としました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は28日夜にモスクワ空港に到着した際、イスナー通信に対し、ラブロフ外相との会談の主要な議題の１つは核合意に関するものになるだろう、と述べています。

また、「イランとロシアの防衛面での協力はいずれかの国や勢力に対するものにはならないだろう」とし「両国間の貿易額は、過去1年半で3.5倍に増加した」と語りました。

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