4月 01, 2023 20:11 Asia/Tokyo
  • イランのキャンアーニー外務省報道官
    イランのキャンアーニー外務省報道官

イランのキャンアーニー外務省報道官が、「隣国アゼルバイジャンのイスラム教徒たる同胞に対し、シオニストという敵の真意に注意を払うよう勧告する」と語りました。

アゼルバイジャン共和国はシオニスト政権イスラエルとの関係を30年間続けた後、イスラエル占領地内のテルアビブへの大使館開設を決定しました。しかしこの動きは、パレスチナの人々や集団組織の広範な怒りを引き起こしました。

テルアビブのアゼルバイジャン大使館開設と同時に、イスラエルのコーヘン外相は、イランへの対抗を目的としたイスラエル・アゼルバイジャン間の協力の強化について語りました。

アゼルバイジャン外務省報道官も31日金曜、対イラン同盟戦線結成をめぐる自国とイスラエルの合意に関する質疑には回答せず、アゼルバイジャン議員のテロ暗殺にイランが関与していたなどと、事実無根の主張を提起しています。

ファールス通信によりますと、イラン外務省のキャンアーニー報道官は31日夜、アゼルバイジャン外務省報道官が提起した事実無根の主張および、同国とイスラエルの間の合意に関して、ツイッターで「アゼルバイジャン共和国政府に対し、『対イラン統一戦線の結成』という同国との合意に関するイスラエル外務大臣の発言について説明を求めたが、アゼルバイジャン外務省報道官はこれに対する回答を回避し、イランに対して事実無根の主張を提起した」としています。

また、「沈黙し続けるということは、アゼルバイジャンの戦略的パートナーの声明を黙認しているということではないのか?」としました。

さらに、別のツイートにおいて「犯罪者たるシオニスト政権の目的は、その拡張主義的野望の実現を目的にイスラム諸国に接近することで、イスラム共同体に対立や分裂を生み出すこと以外にない」と語りました。

そして、「アゼルバイジャンのイスラム教徒の同胞らに対し、シオニストという敵の真意に注意を払うよう勧告する」としました。

 


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