国際秩序の変化を強調するイラン最高指導者
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イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は今月4日、体制責任者らとの会談で、国際秩序の変化について語りました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
4月 19, 2023 16:17 Asia/Tokyo
  • イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は今月4日、体制責任者らとの会談で、国際秩序の変化について語りました。

ハーメネイー師は国際秩序の変化という現実に着目し、「イランは、この分野で傑出した地位を占めることが可能である。このことは、イランの顕著な特徴からして可能だ」としました。

 

まず第1の特徴として、イランには、非常に知性や才能のある若年人口が存在しています。この肯定的な特徴は、世界のどの国でも進歩発展の原動力と見なされています。ハーメネイー師はこれに関して、「我々は、非常に優秀な人材を有している。これは、イラン人の若者の知性や才能が、世界の平均的な知性や才能よりも高いことを意味する。現在、若者をはじめ、さまざまな科学技術分野で発明を行い、創意工夫の才を発揮しているこれらの人々の存在により、イランは一部分野では世界の上位4~5か国にランクインしている」と語りました。

知性ある若い人材

 

イランが誇る卓越した第2の特徴は、世界でも類を見ない天然資源の多様性に恵まれていることです。イランは、世界最大規模の石油とガスの埋蔵量を誇る国の1つであることに加えて、鉱物資源に関しても世界の主要国の1つと見なされている数少ない国の1つです。これについても、ハーメネイー師は「第二の利点は、自然の力と国の自然である。我が国には、世界で他に類を見ない多様性に富んだ天然資源が存在している。産業に欠かせないいくつかの基礎金属について言うなら、イランの総人口自体は世界人口の1%に過ぎないが、世界に存在するこれらの基礎金属・鉱物に占める割合は4~5%にも及んでいる。つまり、我々は人口規模よりも多くの天然資源を持っていることを意味する。これは植物についても同じことが言える。薬用植物やミネラルも同様である。これこそは、我々がとても豊かであることの理由だ。私はミネラルにどれだけ頼ってきたことか」と述べました。

イランの天然資源

 

イランの第3の強みは、地理的に東西南北の交差路に位置していることです。この意味で、イランは非常に特徴的で有利な地位を占めており、これについては西側の政治学者の一部も、イランを世界の方位磁石のような存在だとしています。ハーメネイー師はこれについても、「地理的位置に関して、我々はアジアと西側世界、さらには北と南の間の交流の十字路としての位置にある。世界地図を広げれば、我々は極めて重要な地点に位置していることがわかる。我々は、世界でも非常に先進的で優れたトランジット通過点になることが可能である」と述べています。

東西南北の交流の十字路にある地理的位置

 

そして、イランが持つ4番目の強みは、イスラム共和制という政治体制です。イランは1つの成功体験として、共和制とイスラム主義という2つの要素を組み合わせ、国民の意志に基づくと同時にイスラムおよびイスラム法に基づいた政治体制の樹立に成功しました。ハーメネイー師はこれについても、「これらすべての点よりも重要なのは、我々の統治と文明の論理であり、それはまさにイスラム共和制である。我々は共和制とイスラム、また国民の存在・意見と神の知識を統合した。この2つを組み合わせるのは決して容易ではないが、神の恵みによって実現できた。もちろん、我々には欠点もある。私は決して、これらの分野に欠点がないなどと主張するつもりはない。そうではなく、欠点はあるものの、我々の言葉・論理は世界における新しいものである」としました。

 

以上の点から、イラン最高指導者の見解では、知性ある若い人材、世界でも比類のないイランの天然資源の多様性、東西南北の交流の十字路にある地理的位置、イスラム教と共和制の結合体としてのイスラム共和制という、イランの文明・統治体制上の論理からして、イランが国際秩序の変化に大きな役割を果たすことが可能であるとされるのです。

 


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