4月 22, 2023 16:27 Asia/Tokyo

イランおよび世界各地のイスラム教徒らが22日土曜、これまで1ヶ月間にわたる断食を終え、断食明けの祝祭イード・フェトルの礼拝を行いました。

イラン国内各地にあるモスクやそのほかの宗教施設では22日、断食明けの集団礼拝が開催されました。

首都テヘランでの断食明け礼拝は、イラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の先導により、テヘランにある大規模集会・礼拝場モサッラーにて数百万人の人々が参加して行われました。

なお、イランに加えて隣国のイラクやパキスタン、インドネシア、マレーシア、モロッコ、ブルネイなどを含むイスラム諸国の多くでも22日が断食明けと発表されています。

一方で、サウジアラビアやバーレーン、カタール、シリア、アラブ首長国連邦、トルコ、エジプト、クウェート、イエメン、パレスチナ、レバノン、ヨルダンなどの一部の国では、21日金曜が断食明けとなるイスラム暦シャッワール月1日と発表されていました。

特に占領下の聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにあり、イスラム教徒にとってメッカの前に礼拝の方角であったアクサーモスクでは、シオニスト占領政権イスラエルによる一連の制限や取締りにかかわらず、25万人のパレスチナ人礼拝者らが断食明けの礼拝に参加しました。

アフリカ・スーダンのイスラム教徒はまた、スーダンの暫定主権評議会の議長であるアブド・アル・ファタ・アル・バルハン軍司令官の率いる軍および、ダガロ司令官率いる準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)の衝突が繰り広げる中で断食明けの礼拝を行いました。

さらに、シリアでも同国のアサド大統領が21日朝、首都ダマスカス市内にあるモスクで断食明けの礼拝に参加しています。

 


 

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