潜水艦ファーテフ２および３、近い将来イラン軍に加入

イラン海軍司令官が、「潜水艦「ファーテフ２」および「ファーテフ３」が近い将来、わが国の軍に加わる」と語りました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、イーラーニー海軍司令官は「イランの戦略的海軍がこれまでにはなかった、しかもイラン軍戦略的海軍が成し遂げたある成果が近く公開されるだろう」と述べました。

また、「潜水艦ファーテフ２およびファーテフ３の加入により、わが軍はさらに高速化し、海中領域での力を強化することになる」としています。

さらに、ファーテフ級の潜水艦の新たな可能性や特性に触れ、「今日、ファーテフ級潜水艦は国内産の対艦・対潜両用魚雷を装備しており、しかもそれらの発射実験もすべて成功している」と語りました。

イラン海軍は、水上艦と潜水艦を含む新しいタイプの国産戦艦の装備により、ペルシャ湾と北インド洋における大きな海軍力にのし上がっています。

イランは、制裁解除交渉における主要な要求事項として、制裁解除の検証確認、核合意の存続に関する保証の取得、IAEA原子力機関の保障措置の主張停止を提示してきました。そして、いくつかの制限の見返りとしイラン国民の可視的な経済的利益を伴う双方間協定への復帰のみが合理的であると考え、それを受諾すると強調しました。

イランは、自国の核開発計画はあくまでも平和目的しかなく、核兵器製造の意図や計画はないと繰り返し表明しています。また、イランはNPT核兵器不拡散条約の加盟国であり、IAEA査察官は定期的にイランの核施設を視察し、他のいずれの国よりもイランを多く訪れています。

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