イラン中部のテロ実行犯3人に死刑執行

昨年にイラン中部イスファハーンで起きたテロ事件の実行犯3人に対する死刑が19日金曜、執行されました。

2022年11月6日、イスファハーン市内で発生した武装襲撃事件で、治安関係者3人が殉教しました。

この事件の実行犯らは、事前の計画により、銃を乱射し、これにより3人が殉教したほか、複数名の市民や治安部隊員が負傷しました。

この事件に関して容疑者6人が逮捕され、イスファハーン裁判所で事件の審理が実施され、被告4人が私選弁護人を有し、ほか2人が自ら弁護士を選任しなかったので、法に基づき国選弁護人が選任されました。

事件に関する証拠や被告らの陳述を受け、裁判所は結審し、判決を下しました。

判決によれば、3人の被告は公共の場で銃を使用した罪、国家の安全を乱すため犯罪グループを結成した罪、イラン反体制派テロ組織・モナーフェギンに加盟し、協力した罪などで死刑に処せられました。

この事件では、他の被告2名に対しても禁固刑、1人に対しては無罪判決が言い渡されました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。