イランを含むイスラム諸国が、イスラエルのアクサーモスク再襲撃を非難
May 22, 2023 20:35 Asia/Tokyo
イランを初めとするイスラム諸国は、シオニスト政権イスラエルの過激派閣僚らがパレスチナの聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにあるアクサーモスクを襲撃したことを非難しました。
シオニスト入植者の数十人の集団は21日土曜、シオニスト政権軍に守られながら同政権のベングビール治安相に率いられ、アクサーモスクを襲撃しました。
ベングビール治安相のこの行動はアラブ諸国の反発を呼び、パレスチナだけでなく、カタール、ヨルダン、アラブ首長国連邦、トルコ、OICイスラム協力機構などから非難が噴出しました。
イルナー通信によりますと、イラン外務省のキャンアーニー報道官もこれに関して、「(シオニスト政権のこのような)挑発的かつ大胆な行動は、パレスチナ国民やパレスチナ領土にあるイスラム教徒の神聖な場所に対し人種差別的である同政権が繰り返している犯罪の一角である。これに対しては国際社会による有効かつ早急な抑止的措置が求められる」と述べました。
そして、「聖地ベイトルモガッダス・エルサレムは、その全体がパレスチナの首都であったし、これからも永遠にそうあり続けるだろう。シオニスト政権は、聖地やその中にあるイスラムの神聖な場所に対して攻撃や侵略を行っても、この街の歴史的な事実や状況を変えることはできない」と指摘しました。