6月 04, 2023 20:09 Asia/Tokyo

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「イランは今日、より強くなっており、他方で敵はより弱くなっている」と強調しました。

ハーメネイー師は4日日曜、イラン・イスラム革命の指導者ホメイニー師の逝去34周年に行われた記念式典で、ホメイニー師がイランの歴史の中で傑出した人物の一人にあたるとしながら、「どのような潮流も、ホメイニー師を歴史の記憶から消したり、その存在を歪めたりすることはできない」と語りました。 

続けて、イスラム共同体というレベルでホメイニー師が与えた変化を多面的に説明しながら、「イスラム共同体においてイスラム的覚醒が呼び起こされ、行動と相対的な準備が促され、パレスチナ問題はイスラム世界で最優先される問題となった」と指摘しました。

一方、ホメイニー師の道や目標を追い求める際に必要とされる要件や手段は、40年前のものとは異なるだろうとしつつ、「しかしながら、対峙する相手側は何も変わっていない。現在も以前と同様に、傲慢な大国の陣営、シオニスト政権イスラエルの陣営、侵略する横暴な者の陣営が、イランの前に連なっている」と説明しました。

その上で、「もちろん、現在の戦線と以前の戦線にも違いはある。イランはより強くなったが、一方で相手側はより弱くなっている」としました。

 


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