サウジ外相がテヘラン入り
6月 17, 2023 20:56 Asia/Tokyo
サウジアラビアのファイサル外相が、同国とイランの国交が正常化して以来初めてイランを訪問しました。
ファイサル外相は今回のイラン訪問において、ライースィー大統領を初めとするイランの政府高官と会談し、両国の関係拡大について協議を行うことになっています。
一部のアラブ系メディアは、ファイサル外相が両国関係に関するサルマン・サウジ国王のメッセージをライースィー大統領に伝える予定である、と報じました。
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これに先立ち、バハードリージャフロミー・イラン政府報道官はサウジ外相のイラン訪問について、「サウジ外相は、今回のイラン訪問において、在イラン大使館の再開に向けた措置をとることになっていると思われる」としました。
イランとサウジアラビアはイラクやオマーンが主催した2年に渡る協議の結果、今年3月10日に中国・北京で行われた両国の安全保障機関の関係者の数日間の協議のあと、声明の中で、両国が国交正常化に同意したと発表しました。
両国は、2016年以来国交断を断絶していました。