イラン情報省、「テロリスト追跡は国外まで」
(last modified Mon, 03 Jul 2023 10:17:00 GMT )
7月 03, 2023 19:17 Asia/Tokyo
  • イラン情報省
    イラン情報省

イラン情報省は、アルバニア政府による先日の反イラン・テロ組織MKOモナーフェギンへの対応を評価しながら、イラン国内で犯行に及んだテロリストは国境を越えても追跡することが国の方針であるとしました。

IRIB通信によりますと、イラン情報省は声明において、「アルバニア警察の対テロ部隊が、同国内にあるMKO拠点の捜索に至るまでの期間、このテロ組織は、イラン国内でテロの実行を目論んでいたが、予防的・先制的な措置により、その計画は不発に終わった」としました。

続けて、「シオニスト政権イスラエルに代わり、他のイラン国民の敵の支援を受けて破壊行為を行ってきたテロリストとその所業が、あらゆる面で完全に掃討されるまで、彼らに対しては容赦ない闘いが続けられる」と強調しました。

アルバニア警察は先日、国内のMKO拠点のを攻撃・捜索し、そのメンバーと衝突しました。

アルバニアのエディ・ラマ首相は、ドイツ誌シュピーゲルとのインタビューにおいて自国警察によるMKO拠点への作戦実施理由を問われて、「MKOは何年も前から我が国に拠点を置いているが、我々はアルバニア領土を政治的活動に利用しないことを条件としてこれを受け入れていた。しかし彼らは、この協定に幾度となく違反してきた」と答えています。

一方、フランス警察も数週間前、パリ郊外のヴィルパントでMKOが予定していた年次集会の開催を許可しないと発表し、このテロ組織に打撃を与えていました。

 


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