イラン外務省報道官、「仏当局は自身のかつての忠告に耳を傾けるべき」
7月 03, 2023 19:34 Asia/Tokyo
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イラン外務省のキャンアーニー報道官
イラン外務省のキャンアーニー報道官が、フランスの政府関係者らに向けて、彼ら自身がかつて他者に行った忠告に耳を傾け、過度の暴力を用いないよう忠告しました。
国際通信イランプレスによりますと、キャンアーニー報道官は週次記者会見において、フランスの現在の状況について触れ、「同国の政府関係者らは、自身がかつて他者に行った忠告に耳を傾けるべきだ」と述べました。
続けて、西側が昨秋にイラン国内の状況に干渉して、完全に挑発的と言える発言を行っていたことを指摘しながら、「我が国で起きた事は、平和を促す代わりに暴力を推奨する他の国々の挑発的な介入行為が、その大部分を占めていた。したがって我が国は、(フランスに対し)同様の忠告を行い、自国民の声を汲み取るよう求める」としました。
一方、エジプトとの関係正常化に関しても言及し、「我が国との関係をめぐり、エジプト政府および当局者らがとった前向きな措置に対しては、我が国の側も必ず、それにふさわしい措置で応えるだろう。前向きな動きは、すべからく歓迎する」と述べました。
また、ヨルダン川西岸やジェニンにおけるシオニスト政権イスラエルの大規模な侵略行為について、「これらは犯罪かつ騒動を引き起こす行為であり、明らかな政府テロの一例と言える。しかし、シオニスト政権がパレスチナ国民にまた敗北を喫するであろうことに、疑いの余地はない」と述べました。
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