イラン外相「ＳＣＯでのイランの注目する問題の１つは世界の平和と安全」

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、「SCO上海協力機構でわが国が注目した議題のひとつは、世界の平和や安全保障に重点を置くことだった」と語りました。

インドの主催により４日火曜にオンラインで開催された第23回ＳＣＯ会議において、同機構へのイランの正式加盟が承認され、またこれに関する公式文書が加盟国の首脳らにより調印されました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、中国のテレビとのインタビューでイランのＳＣＯ加盟に触れ、「イランと中国の戦略的な協力と平行してのＳＣＯへのイランの加盟により、両国が様々な分野で2国間関係を拡大できる、大きく増大しつつある可能性ができている」としました。

また、「イランの地政学的、地政戦略的、地政経済学的状況及び、ＳＣＯへの加盟に注目し、我々はこれらの可能性を良好に活用し、それをＳＣＯやユーラシア連盟、さらにはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成される新興5か国・ＢＲＩＣＳに供与すべく努力していく」と語りました。

さらに、「我々はＳＣＯの強化により、世界における一曲主義から距離を置き、多国間主義の実現に寄与することを希望する」と述べました。

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