7月 12, 2023 20:13 Asia/Tokyo

イランとケニアが、両国間関係を拡大する方向で、通信、水産業、農業、衛生保健、職業訓練といった分野で5つの協力文書に調印しました。

イルナー通信によりますと、ライースイー大統領は、アフリカのケニヤ、ウガンダ、ジムバブエの3カ国歴訪の第一訪問先として、12日、高等使節団を率いケニアを訪問し、同国大統領府で開催された公式歓迎会に参加しました。

ライースィー大統領は、同日、アフリカ歴訪を開始する前に、テヘランで「一部の国はアフリカに対し植民地種的な見方をとっているが、イランの見方は、人間尊厳、相乗効果にもとづいたものである」と語りました。

イルナー通信によりますと、ライースィー大統領は12日、ケニア大統領府で両国の代表団が協議し、両国の間で5つの協力文書が調印された後、ルト・メニア大統領と共同記者会見を行い、「わが国はすべてのアフリカ諸国の政府と暖かく握手する」とし、「両国の取引関係の目標を現在の10倍にまで拡大することに設定している」と語りました。

また、「わが国は、様々な制裁や脅迫に対抗することで、科学技術や経済分野で発展を遂げている」としました。

一方のルト・ケニア大統領もこの記者会見で、両国の合意の一部に触れ、「イランがケニア国内で自動車組み立て工場を設置し、イラン製自動車を市場に出すことになっている」と語りました。

 


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