インド国家安全保障顧問が、「わが国は自らのすべての可能性を活かし、経済新興5ヶ国・BRICSへのイランの加盟を支持していく」としました。

イルナー通信によりますと、インドのアジット・ドヴァル国家安全保障担当補佐官は、南アフリカ・ヨハネスブルグで開催されたBRICS諸国の国家安全保障担当官・顧問会合の傍ら、イラン国家安全保障最高評議会のアフマディヤーン書記との会談で、イランのBRICS加盟の重要性及び、それによるこの組織の政治・経済的可能性の向上への影響を強調すると共に、「わが国は、自らのすべての可能性をイランのBRICS加盟の下地を整えるために活用するだろう」と述べました。

また、「イラン南東部チャーバハール港のプロジェクトは両国の経済関係のもっとも重要な分野であり、このプロジェクトは、存在する障害の解消により両国が期待する進展の道へ戻るべきだ」としました。

一方のアフマディヤーン書記もこの会談において、チャーバハール港をイランとインドの協力の象徴であるとし、「わが国は、多国間関係に基づく世界の経済新興国の１つとしてのインドの進歩発展を歓迎する」としました。

現時点でのBRICSの構成国はブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5か国ですが、 イランとその他の複数の国が新たな構成国としてこれに加わることを望んでいます。

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