イラン情報省が、コーラン冒涜者とイスラエルとのつながりを示す証拠を公開
イラン情報省が公示を発表し、スウェーデンでイスラムの聖典コーランを冒涜した人物とシオニスト政権イスラエルの情報機関の関係を示す新たな証拠を公開しました。
今月20日、ここ数週間で2度目となるイラク系スウェーデン人サルヴァン・モミカ氏が、スウェーデン警察の警備の下、ここ数週間で2度目となるコーラン冒涜行為に走りました。しかし、この侮辱行為はイスラム諸国の反発を招いています。
IRIB通信によりますと、イラン情報省は今月10日、スウェーデンでのコーラン冒涜因子であるサルヴァン・モミカ氏とイスラエル諜報機関との関係が発覚したと発表した後、25日火曜の補足発表で「モミカの任務は、パレスチナにおけるシオニスト政権の残忍な犯罪からイスラム教徒の世論を逸らすことだった」と発表しました。
この公示ではさらに、「シオニストから得た情報によると、サルヴァン・モミカはヨーロッパ数カ国での居住ビザを申請しているが、返答が得られなかったため、シオニスト政権との接触を開始している。この人物は同政権への忠誠や、シオニストのスパイ組織への自らの機能・働きぶり示すために経歴を提示した」とされています。
加えて、「この人物はイスラエルへの忠誠を証明するため、小さなユダヤ人の帽子をかぶった自分の写真と、イラクの教会の一つに設置したイスラエル旗の写真をシオニストに送付した」と述べられています。
この発表には、2019年にイスラエル諜報機関がモミカ氏を正式に採用しています。
シオニスト諜報機関での数多くの工作に尽くした後、サルヴァン・モミカ氏はヨーロッパの国への移住要請を提出しました。また、イスラエル政権の工作員は「この人物はヨーロッパに滞在できることと引き換えにどんな任務にも同意するだろう」と言う結論に基づき、シオニストの諜報機関の裏庭であるスウェーデンの国籍をこの卑劣な裏切り者の分子に与えることになります。
イラン情報省は最後に、「世界中の数億人ものイスラム教徒の聖なる怒りは、確実にスウェーデン王国に対する世界シオニズムの血なまぐさい報いよりもはるかに甚大な影響を残すことになるだろう」と結びました。