イランの対中国石油輸出が、過去10年で最高を記録

データ分析企業ケプラーによると、世界最大の石油輸入国である中国は今年最初の7カ月で、日量およそ150万バレルのイラン産原油を輸入し、2013年以来最高となりました。

それによると、この期間中の中国によるイラン産原油の輸入は、日量平均91万7000バレルでした。

世界市場で原油価格が高騰している中、中国にとってより安価なイラン産原油の魅力が高まっています。

今年6月末から、原油の国際指標のひとつである北海ブレントの価格が20％上昇したため、より安価なイラン産原油に対する需要が増加しており、その大部分を中国・山東省の民間製油所が購入しています。

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