イラク・クルド民主党党首、「ソレイマーニー司令官はISISに立ち向かうクルド人自治区を勇敢に支援」
イラクKDPクルディスタンの民主党のマスード・バルザニ党首が、自らの新著において、イラク北部エルビルでテロ組織ISISに対抗していたクルド人への支援においてソレイマーニー司令官が果たしたかけがえのない役割について「勇敢な行動だった」と評しました。
マスード・バルザニ氏は、新著『バルザニとクルド人自由運動』の中で、ISISがイラク・エルビルを攻撃中にソレイマーニー司令官は、彼らの状況とニーズについて尋ねたと書いています。
また、「私はこれに対する返答として、クルド人組織ペシュメルガはISISの装甲・防弾車両から身を守るために必要な武器、弾薬を持っていないため、状況は非常に危険である。 もし可能であれば、対戦車ロケット RPG-7と DShK重機関銃の弾薬を送付してほしいと告げた」としています。
そして「この電話の後、ソレイマーニー司令官は勇気ある行為に出て翌日、 DShK重機関銃とRPGを積んだ航空機でエルビルに到着した」と付け加えました。
続けて、「この出来事は2014年8月8日の朝に起こり、この協力によってISISの攻撃とエルビルへの進軍が阻止された」と述べています。
その後、ソレイマーニー司令官は地域に到着し、ペシュメルガ部隊を支援するために2つのRPG部隊を連れてきたが、これらの部隊のうちの2人もペシュメルガ部隊とともに殉教しました。
マスード・バルザニ氏はまた、当時のイランの支援と援助は非常に効果的であり、プラスの影響を残した、としました。
イラク民兵組織ハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官および、ソレイマーニー司令官とその同行者らは2020年1月3日、イラク・バグダッド空港付近でアメリカの侵略者・テロ勢力の爆撃で殉教したことに留意する必要があります。