9月 06, 2023 19:41 Asia/Tokyo
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イラン環境保護庁のサラージェゲ長官が、「我が国は、砂塵対策分野での自らの経験を他国に提供し、解決策を提示できる」と語りました。

今月9日と10日の両日にわたり、テヘランでは砂塵対策をテーマとする国際会議が開催されます。

この国際会議には50か国と15の国際機関の代表が出席するほか、多数の専門家、大学教授、研究・教育機関の代表者が参加することになっています。

イラン環境保護庁のサラージェゲ長官

 

サラージェゲ長官は、ステファン・プリズナー駐イラン国連代表および他国の代表らの出席のもと開催された砂嵐に関する国際会議の記者会見で、「我々は他国に砂塵の解決策を提案できる。その一例がイラン専門家がイラクに提案した砂塵問題の解決策であり、この解決策はイラク内務大臣に受容された」としました。

また、「過去数年間、制裁を理由に、我々は本来なら受けられるはずの環境分野における国際的な便宜や支援の恩恵にあずかれなかった」と語っています。

そして、「環境は政治問題ではなく、我々はこの分野で共通の論点に到達する必要がある。したがって、他国との協力の下地が整えば我々は協力するつもりだ」としています。

プリズナー駐テヘラン国連調整官

一方で、プリズナー駐テヘラン国連調整官もこの記者会見で「制裁により、イランは環境支援を受けられなくなっていた」と述べました。

さらに、イランを砂塵対策の先進国だとしています。

加えて、「砂塵は経済、農業、交通、開発に大きな影響を与えており、砂塵対策は必須だ」とコメントしました。

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