イラン道路都市開発相、「我が国は地域でのトランジット障害の解消ルート」
9月 27, 2023 15:43 Asia/Tokyo
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イランは地域でのトランジット障害の解消ルート
イランのバズルパーシュ道路都市開発相が、「我が国は、西アジア地域におけるトランジット輸送上の障害の解消ルートである」と語りました。

イルナー通信によりますと、バズルパーシュ氏は27日水曜、毎年9月の最終木曜日に定められている国際海事デーにちなんで、「北の海(カスピ海)を南の海洋(ペルシャ湾およびオマーン海)に接続させることは政府の主要計画の一つである。これは(北部ギーラーン州の)ラシュトからカスピ海沿岸を結ぶ鉄道の開通により2か月以内に実現する予定である」と語りました。
また、「あらゆる圧政や制裁にもかかわらず、イランの海運は拡大しており、我々は常に国際条約を遵守してきた」と述べました。
西暦2000年にインド、イラン、ロシアの3カ国の合意を受け、「南北国際回廊」の名称により一大交通プロジェクトが開始されました。
その後、アゼルバイジャン共和国、ベラルーシ、ブルガリア、アルメニア、カザフスタン、キルギス、オマーン、タジキスタン、トルコ、ウクライナの各国も南北国際回廊協定に加わりました。
南北回廊は、ヨーロッパ諸国、北欧スカンジナビア、ロシアとペルシャ湾、インド洋、東南アジアとの間をつなぐ重要なルートとして知られています。
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