イランが、サウジアラビアの自爆テロを非難
(last modified Tue, 05 Jul 2016 08:19:58 GMT )
7月 05, 2016 17:19 Asia/Tokyo

イラン外務省のガーセミー報道官が、サウジアラビア各地における自爆テロを非難しました。

サウジアラビア西部の聖地メデイナや東部カティーフで、4日月曜夜、自爆テロが発生しました。

これらの自爆行為により、現在まで、治安部隊4名を含む6名が死亡、5名が負傷しています。

3日日曜にもサウジアラビア西部・ジッダの病院の駐車場で、何者かが身につけた爆発物を爆発させました。

ファールス通信によりますと、ガーセミー報道官は5日火曜、聖地メディナのイスラム預言者聖廟の近くや東部カティーフでのテロ事件による犠牲者の遺族に哀悼の意を表し、「これまで何度もイランが発表したように、テロはどんな形であれ、どんな場所で行われても、強く非難されるべきであり、各国が真剣に、テロの資金源、根源、実行犯に対処すべきだ」と語りました。

ガーセミー報道官はさらに、「テロという悪しき現象に国境は存在せず、それに対抗するためには、地域や世界が連帯し調整する以外方法ない」と述べました。