イスラエルによる1万7000人の子どもの誘拐から虐殺まで;「世界子どもの日」に因むイラン外務省報道官の「X」でのメッセージ
(last modified Thu, 21 Nov 2024 13:44:19 GMT )
11月 21, 2024 22:44 Asia/Tokyo
  • イラン外務省報道官がメッセージ、イスラエルの子どもに対する悪事めぐり
    イラン外務省報道官がメッセージ、イスラエルの子どもに対する悪事めぐり

バガーイー・イラン外務省報道官が11月20日の「世界子どもの日」に因み、SNSの「X」(旧ツイッター)にメッセージを発表し、この日をガザの子どもたちの痛みと苦しみが世論の目に触れる機会だとしました。

11月20日は、国連により「世界子どもの日」に制定されています。この日に因み、バガーイー報道官は「X」に「この日は、すべての子どもたちが平和で安全に暮らす権利を想起させる日である」と書き込みました。

パールストゥデイによりますと、バガーイー報道官は、「ガザは容赦ない砲撃により子どもの墓場と化している」と述べ、さらに「この1年間で、1万7000人以上のパレスチナ人の子どもが虐殺され、加えて数千人の子どもが行方不明、数万人の子どもが負傷しているほか、数百人もの人々が麻酔なしで手足を切断され、3万5000人以上の子供たちが孤児となり、多くが家族全員を失った。そして約4000人の子供たちが飢餓により殉教し、他にも無数の子供たちが飢餓、病気、難民生活、基本的必需品の欠如により危険にさらされている」と語っています。

また、「国連パレスチナ人権特別報告者のフランチェスカ・アルバネーゼ氏が報告したように、ここ数十年、毎年数百人のパレスチナ人の児童青少年がシオニスト政権イスラエルによって誘拐され、人質とされている」としました。

そして、「罪のないパレスチナ人の子どもたちの殺害と拷問は人類の良心を深く傷つけている」とし、「国連や権威ある人権機関連の無策ぶりや無関心は、この深い傷口に塩を塗るようなものであり、その治癒を阻んでいる。今こそ世界がパレスチナ人の子どもに対する凶悪犯罪の実行犯の野放し状態に終止符を打つ時である」と結びました。

 


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