イランが安保理に書簡、「国際社会はイスラエルの脅迫に反応すべき」
(last modified Wed, 27 Sep 2023 09:02:45 GMT )
9月 27, 2023 18:02 Asia/Tokyo
  • イールヴァーニー・イラン国連大使
    イールヴァーニー・イラン国連大使

イールヴァーニー・イラン国連大使が、シオニスト政権イスラエルによる対イラン脅迫に対する国際社会の断固とした強力な反応を求めました。

第78回国連総会で今月22日、イスラエルのネタニヤフ首相イランに対する核兵器の使用に言及して公然と脅迫し、「何よりも最も重要なことは、イランは有効な核の脅威に直面しなければならない」と強調しました。 

イールヴァーニー国連大使は国連安保理に宛てた書簡において、イスラエルが反イラン行動により公然と、しかも恒常的に国際法に違反していることに触れ、「このような脅威の程度の大きさは計り知れず、それが国連総会という権威ある演壇の場から発せられれば、国際社会に衝撃を与えることになる」と述べています。

また、「核兵器の使用はもちろん、単なる示唆であっても、それはいつどこで誰が行ったかにかかわらず、国際法、特に国連憲章の骨子に対する明らかな違反である」としています。

さらに、「シオニスト政権イスラエルはその侵略、アパルトヘイト政策、テロ支援で大々的に非難されており、しかも最新鋭の通常兵器に加えて大量破壊兵器を保有していることで知られている。そのような挑発的な脅威が違法な政権により行われる場合、この脅威はより深刻かつ強烈なものとなる。我々は国際社会や世界の平和と安全に対して無関心や沈黙を決め込むべきではない」とされています。

イールヴァーニー大使は加えて、国際法規への公然とした違反である、対イラン核兵器使用というイスラエルの危険な脅しを強く非難するとともに、イスラエルによる違法行為や脅迫の全てに断固たる反応を示すという、国際法と国連憲章にのっとったイランの正当な権利を強調しました。

 


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