イラン大統領、「衛星ヌール３の打ち上げ成功は敵の制裁失敗の新たなしるし」

ライースィー・イラン大統領が、我が国の衛星「ヌール3号」の製造および、これを地球周回軌道450キロメートルに乗せることに成功したのは、敵の制裁プロジェクトの失敗のもう一つのしるしである、と語りました。

イランの敵はあらゆる種類の制裁を行使して、宇宙産業を含む同国の経済・科学面での進歩を阻止しようとしてきました。しかし、イランはあらゆる種類の宇宙関連技術を獲得しており、これは同国にとって大きな成功であると考えられています。

イランイスラム革命防衛隊の宇宙専門家の努力により、衛星ガーセドを搭載した撮影用衛星（ヌール3号）が２７日水曜、地上から４５０km上空の地球周回軌道に投入され、軌道に乗りました。

イルナー通信によりますと、ライースィー大統領は２７日夜のメッセージで、衛星・ヌール３号の製造と地球周回軌道への投入の成功を称えるとともに、「この国家的成功は政府が宇宙産業に力を入れた結果であるとともに、わが国の専門家や科学者の決意と決断に対して、敵の制裁や脅迫は無効であることのしるしである」と述べました。

そして、イランの情報通信技術省と航空宇宙機関に対し、これまで以上に国家の宇宙産業の急速な成長への道を推進するよう求めました。

また、アミールアブドッラーヒヤーン外相も同日夜、ソーシャルネットX（旧ツイッター）に「ヌール3号」衛星打ち上げの成功への祝意を示すとともに、「この誇り高きプロジェクトは、わが国の宇宙産業及び、イスラム革命防衛隊の若手専門家らの思考と弛まぬ努力の結果である」と書き込みました。

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