9月 28, 2023 19:05 Asia/Tokyo
  • イラン原子力庁のエスラーミー長官
    イラン原子力庁のエスラーミー長官

イラン原子力庁のエスラーミー長官は、イラン国内にある核施設の数について「世界全体のおよそ2%」とし、その一方で「我が国が他国の10倍以上も多くIAEAによる査察を受けるのは論理的ではない」と述べました。

第67回IAEA年次総会に出席するためオーストリア・ウィーンを訪問しているエスラーミー長官は、カタール衛星通信アルジャジーラのインタビューに応じ、「イランはIAEAと良好に協力しており、現在およそ120人のIAEA査察官を受け入れている」と述べました。

その上で、「イランは査察官の行動を監視しており、一部の査察官を受け入れないからといって、IAEAに協力しないという意味ではない」としました。

また、IAEAのグロッシ事務局長との会談について、「通常の雰囲気の中で行われた」としました。

エスラーミー長官は今月24日に代表団を率いてウィーン入りし、IAEA総会に出席・演説する傍ら、グロッシ事務局長やブラジル、中国、ベネズエラの代表団と会談しました。第67回IAEA年次総会は今月25~29日まで開催されています。

 


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