イランがIAEA事務局長の発言に反応:現場の事実と有責者への対応の必要性を強調
12月 15, 2025 12:31 Asia/Tokyo
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イラン外務省のエスマーイール・バガーイー報道官
イラン外務省のバガーイー報道官が、IAEA国際原子力機関事務局長の「発言や文章」の繰り返しを批判し、「こうしたやり方では現実は変わらず、イランではなく『この状況を引き起こした』当事者に対処すべきだ」と強調しました。
エスマーイール・バガーイー報道官は14日日曜、記者団との週例記者会見で、「ラファエル・グロッシIAEA事務局長は、現状を変えることのない一連の事例、判決、発言を繰り返している。グロッシ事務局長はイランへの言及を繰り返すのではなく、この状況を引き起こした当事者に対処すべきだ」と語っています。
【ParsTodayイラン国際】バガーイー報道官はまた、イランとレバノンの関係についての質問への回答として、レバノン駐在イラン新大使の就任が妨害されたという報道を否定し、両国間の長年にわたる強固な関係を強調するとともに、「新大使就任のプロセスが自然な流れで進むよう希望する」と述べています。さらにレバノン政府に対し、「シオニスト政権イスラエルの過剰な行為による脅威」からの国家主権の防衛に注力するよう求めました。
加えて、イランが内政干渉したとする南米ベネズエラの野党関係者の非難発言にも反応し、「これらの主張は無価値であり、件の人物にノーベル平和賞を授与した関係者らの満足を取り付けようとする工作だ」とコメントしています。
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