国際ニュース|ロシア外相「イランとIAEAの合意は可能」/米下院で戦争権限決議案否決、ベネズエラ攻撃可能に
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ロシア外相「イランとIAEAの合意は可能」
ロシアのラブロフ外相は、国際原子力機関(IAEA)がその原則と義務を守り、西側諸国の圧力に屈しなければ、イランと合意に達することができるだろうと述べました。
【ParsToday国際】ロシアのラブロフ外相は17日、モスクワを訪問したイランのアラーグチー外相との共同記者会見で、「我々は、IAEA監視下にあるイランの核施設が違法な攻撃を受けたという事実について、IAEAがまだ立場を表明していないことを憂慮している」と述べました。
その上で、「イランはこのような攻撃にもかかわらず、IAEAとの協力を惜しまないという誠実な姿勢を示しており、それを評価している。しかし、この協力は西側諸国のアジェンダを進めるために利用されるべきではない。IAEA指導部がその義務を完全に果たすならば、イランとの合意は可能だと確信している」と述べました。
米下院で戦争権限決議案否決、ベネズエラ攻撃可能に
米下院は18日、トランプ大統領が議会の承認を伴わないままベネズエラを軍事攻撃することを阻止する決議案を否決しました。米軍はすでに、麻薬密輸船と主張して26隻のベネズエラ船舶を破壊し、少なくとも99人を殺害しています。
メキシコ大統領、ベネズエラ攻撃阻止を求める
メキシコのシンバウム大統領は18日、国連に対し「ベネズエラでのいかなる流血も防ぐよう」求めました。シンバウム大統領は「我々は外部による介入に反対し、紛争の平和的解決と対話を支持する。国連には、これまで見られなかったような役割を果たし、流血を防ぎ、常に平和的解決策を追求する責任を果たしてほしい」と述べました。
イスラエル軍、レバノン南部に砲撃
イスラエル軍は18日夜、レバノン南部のラミア村、ムロヒン村両地域に砲撃を加えました。これまでのところ、これによる被害は明らかになっていません。イスラエルによるレバノン南部への攻撃は激化しています。
ガザで低体温症、17人死亡
ガザの民間防衛隊は、12月だけで子供4人を含む17人が寒さによって死亡したと発表しました。避難所や暖房器具の不足により、子供たちが低体温症に陥るケースが相次いでいるということです。

