イラン外相、「団結会議はイスラム世界における団結の旗手」
10月 03, 2023 19:25 Asia/Tokyo
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が団結会議をイスラム世界における団結と宗派間の接近の旗手だとし、「世界は激しい変化の中にあり、このことはイスラム学者や思想家の使命を倍増させている」と語りました。
イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は、テヘランで開催された第37回イスラム団結国際会議において、「科学的指標によれば、世界秩序は変化の中にあり、この変革において数十年間も一極主義を目指してきた超大国アメリカは依然として覇権的な特徴を持っている。だが、それは実行不可能だ」と述べています。
また、「対テロ戦争の国際的英雄たる殉教者、すなわちイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官のテロ暗殺というトランプ前米政権の行動、そしてそれに対するイランの断固とした報復行為、即ち在イラク・アサド米空軍基地へのミサイル攻撃、さらにはこの攻撃に対しアメリカがほぼ無反応だったことは、アメリカが覇権を行使できなかったことの一例であり、また国際体制の変貌の実例である」としました。
第37回国際イスラム団結会議は今月1日日曜に開幕し、イスラム暦ラビーオルアッワル月17日に当たる3日火曜、会議参加者らとイランイスラム革命最高指導者との会談、声明の発表をもって閉幕しました。
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