Pars Today

ルクセンブルクの最高裁判所判決により、同国にあるイラン中央銀行の外貨資産17億ドルへのアクセスをめぐる司法上の障害が解消されました。

ルクセンブルクに本社を置く国際決済機関・クリアストリームにあるイラン中央銀行の外貨を含めた資産は、2020年に一部のアメリカ人が訴訟を起こしたことにより凍結されていましたが、イラン側が異議申し立ての法的手続きを取った結果、先月28日にルクセンブルク最高裁判所がイラン中央銀行の異議申し立てを認め、凍結を支持した従来の判決を破棄しました。

イルナー通信によりますと、イラン中央銀行の措置によって、ルクセンブルクにある同銀行の外貨資産17億ドルは現在、アクセスをめぐる司法上の障害が取り除かれ、その利用が可能になっています。

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