ニュース | フィリピン・中国間の対立を目論む米、イラン:「濃縮停止は不可能」
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アラーグチー・イラン外相が、「ウラン濃縮計画は放棄できない」と強調しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
7月 22, 2025 22:05 Asia/Tokyo
  • フィリピン・中国間の対立を目論む米、イラン:「濃縮停止は不可能」
    フィリピン・中国間の対立を目論む米、イラン:「濃縮停止は不可能」

アラーグチー・イラン外相が、「ウラン濃縮計画は放棄できない」と強調しました。

【ParsTodayイラン国際】アラーグチー外相はFOXニュースのインタビューで、「イランのウラン濃縮計画は再開されたのか?この計画はまだ続いているか、それとも被害が深刻なため完全停止したのか?」という質問に答え、「被害は深刻で甚大ではあったが、停止はしていない。しかし当然ながら、我々は濃縮計画を放棄することはできない。これは我が国の科学者らの成果だからだ。そしてそれ以上に、これは今や我が国の威信に関わる問題である。濃縮は、我々にとって非常に貴重なものだ」と語っています。また、「なぜ他の国々のように濃縮ウランを輸入しないのか?国内生産ではなく輸入することが合意の一部に盛り込まれていないのはなぜか?」という質問に対し、「これは学術面での成果であり、我々自身が達成した成果だ。自国で生産できるものをなぜ他国から輸入する必要があるのか?」と答えました。

 

スペイン語圏の左派指導者ら、米国と過激主義に対する結束を呼びかける

チリのボリッチ大統領、ブラジルのルラ大統領、コロンビアのペドロ大統領、ウルグアイのオルシ大統領、そしてスペインのペドロ・サンチェス首相は21日月曜、チリ首都サンティアゴで行われたイベロアメリカ地域(スペイン語・ポルトガル語圏の地域)の左派ドイツを含むEU加盟国は、米国に対し、より強硬かつ広範な措置を検討しており、合意に至らない場合は、EUが米国のサービスを標的にしたり、公共入札へのアクセスを制限したりすることを可能にする。らによる「民主主義は常に」と題した会合に出席しました。スペインと南米4カ国の左派指導者らは民主主義に迫る脅威に関して警告し、米国の政策と世界における過激主義の台頭に対抗した結束を呼びかけました。

 

欧州、米国の貿易政策への強硬な対応を要求

EU欧州連合の外交官らによれば、EUは米国と同国のトランプ大統領の関税政策に対し一連の報復措置を検討しているということです。彼らはまた「受け入れ可能な対米貿易協定の見通しは後退しており、欧州はこれらの関税に対抗する計画の対策の拡充を迫られるだろう」と述べました。ドイツを含むEU加盟国はより強硬かつ広範な対米措置を検討しており、それによりEUは、合意不成立の場合には米国のサービスを対象とした措置や、公共入札へのアクセス制限が可能になります。

 

米国、中国に対する抑止力強化をフィリピンに約束

米国当局は、フィリピンのマルコス大統領に対し、同国の防衛及び、中国に対する抑止力強化を目的とした軍事資源をフィリピン政府に提供すると約束しました。ヘグセット米国防長官は21日月曜、マルコス大統領と個別に会談し、中国を主要な脅威と位置付けるとともに、フィリピンを防衛するという米国の約束を強調しています。

 

イスラエル議会(クネセト)議員、ハマス再建・再編の事実を認める

シオニスト政権イスラエル・ネタニヤフ首相率いるリクード党のハノク・ミルウィツキー議員は「パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスは敗北からは程遠い。同組織のトンネルのほとんどは今も稼働しており、この抵抗組織は組織構造の再構築に成功した」と認めました。こうした中、イスラエルの第12チャンネルTVは先月、政権側の閣僚3人がガザ地区における政権軍の作戦の失敗の事実を正式に認め、これらの措置が今のところ実質的な成果を上げていないと報じています。

 

 


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